7月3日(日)まで公開されている今回の作品は5人のアーティストによる展示で、”点=個人、線=集団、面=国家、立体=空間”とし、各作家が発する作家の身体的・時間的情報への接触を通じて、彼らの提示する記憶、時間や思考といった情報の海に触れることができるものになっている。
【STATEMENT】
一次元的な広がりの中では、点が、連続という過程を経て線へと変容する。
二次元的な広がりの中では、その点や線は、面へと変容する。
そして、三次元的な広がりの中では、それらは立体へと変容する。
現代では、情報が多次元的な広がりを持って展開していく。
現代の情報通信技術の発展は、マスコミュニケーションのための装置をあらゆる個人に開放した。
そこでは情報の流通する単位が、家族と親族、組織、農村と都市、社会階層、国家と国民社会、民族と国際社会へと広がり、また、オンラインとオフライン(バーチャルとフィジカル)というようにパラレルワールドも誕生し、さらに、それらが相互作用的な関係性を持つようになり、情報は、多次元的な拡大横断を見せている。
【ARTIST】
新井碧 @midoriarai_
大竹舞人 @maito_otake
川獺すあ @pokopekepapipan
鈴木大晴 @i_luv_i_jah
高尾岳央 @takao_takehiro